こんにちは、アルパカ写真家の pacamera です。日本国内の牧場、動物園を巡りアルパカを撮影しinstagramで活動しています。日本全国のアルパカを 撮影していると、「おっ?」と目に留まるアルパカがいるんです。そんなアルパカを紹介していく連載が始まりました。私が紹介する最初の1頭目はこちらのアルパカです。
第1回 りゅう(のんびりアルパカ牧場-福島県-)
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なまえ:りゅう(龍)
性 別:オス
2018年9月24日うまれ
所 属 :のんびりアルパカ牧場 (福島県郡山市)※5月末まで休業中
生後すぐに母アルパカが育児を放棄してしまい、人工保育を行う事に。飼育員の藤原さん自ら哺乳瓶でミルクを与える毎日。最初はミルクを飲まない事もあったり、このまま無事に成長してくれるのか、不安はつきなかったそう。少し成長は遅かったものの、4ヶ月を迎える頃には草や粒の餌も食べれるようになってきて、その後ふわふわもこもこの立派なアルパカに育ちました。愛くるしい姿、人懐こい性格からファンも多く、のんびりを代表するアルパカに育ちました。
人懐っこさ抜群、全体の毛のバランスも完璧
最初にりゅうくんに会ったのが生後二週間の時でした。始めは赤ちゃんいるー!かわいい!という印象でしたが、飼育スタッフの藤原さんに話を伺うと人工保育知りびっくりしました。
結構苦労をしているという話もあり、それから結構心配で…。アルパカに限らずですが、そういうケースで亡くなっちゃう動物のケース、ありますよね。育児がうまくいかないとか、生まれつきちょっと体が弱いとか。実際に育ちも遅いって聞いていたので。苦労もあったと思いますが無事に大人になって本当に良かったなあ。
りゅうくんの惹かれるところは外見のかわいさと、人懐っこさ。外見でいえば、この写真を撮った時期の、顔周りの毛の面積、量、鼻の出具合、全体の毛のバランスが完璧だなと。人懐っこさは、寄ってきてくれるんですよ。餌なくても。たぶんそれって人工保育で育ってきたからかなって思ってるんです。他のアルパカともあんまり群れる感じもなくて、自然と人間の方に来てくれる感じ。ファンが多いのも納得のアルパカです。
のんびりアルパカ牧場 5月末まで休業中 〒963-0125 福島県郡山市三穂田町富岡字武士沢28-1 入場無料 WEBサイト https://www.nonbiri-onsen.com/iwana/ranch.html
pacamera (パカメラ)
instagram @pacamera
日本国内の牧場、動物園を巡りアルパカを撮影、instagramで活動するアルパカ写真家。
アルパカの写真を撮り続け、気がつけばライフワークとなっている。写真を通して、アルパカの魅力を伝えること、そして人々を癒すことを目標に日々奮闘中。