こんにちは、群れなす、アルパカ編集室です。
アルパカにまつわる人たちのお話を聞いていくコーナー「アルパカな人」。
第2回は、クラフト作家のpapio(パピオ)さんです。
papioさんは、アルパカの羊毛ブローチが代表作で、そのたたずまいが可愛いと人気の作家さんです。時にはアルパカ牧場で刈られたアルパカ原毛を使って、「〇〇ちゃんのブローチ」と個体別の作品も作っています。
今回papioさんはハンドメイド通販サイトcreemaのクラウドファンディングサービス「creema springs」を利用してクラウドファンディングに挑戦しています。(11/21(日)23:59まで)
どのような想いでプロジェクトを立ち上げたのか、お話を伺っていきます。
CMで一目惚れしたアルパカ。作家になるならアルパカのものを作りたい!
−papioさんの作家活動についてお聞きしたいと思います。アルパカの作品を作ろうと思ったきっかけを教えてください。
papioさん:クラフト作家になったのは2017年で、アルパカのブローチとレジンアクセサリーを展開する作家活動を始めました。昔から何かを作ることが好きで、東京で会社員をしていたんですが作ったものを販売しようと思っても副業不可で。好きなことにとても集中したい性格なので会社を辞めてクラフト作家になることを決めました。作家活動を始めた頃は、まだアルパカは今ほど知られている動物ではなかったこともありレジンアクセサリーを中心に始めました。売り場にそっと羊毛で作ったアルパカのブローチを置いていたのですが、ブローチ作りが時間のかかる作品であることやアルパカに注目してくださる方が増えて、アルパカ作品だけに力を注ごうと思いメインになっていきました。
−会社を辞めて作家になろう!と思う人は多いと思いますがなかなか実行できる人は少ないですよ。作家活動の原動力になったアルパカとの出会いを教えてください。
papioさん:アルパカを初めて見たのは高校の地理の教科書でした。でもその時はそういう動物がいるんだな〜と思うくらいでしたね。アルパカが可愛い!と思う様になったきっかけは株式会社クラレのテレビCMのキャラクター「クラレちゃん」を見た時ですね。アルパカってこんなに可愛い動物だったんだと驚きました。
それからずっと大好きだったアルパカですが、どうしてもアルパカはまだマニアックな動物なので雑貨も少ないと感じていました。作家活動になるんだったら自分の好きなアルパカの作品を作ろうと決心しました。
アクセサリーが好きだったので、羊毛フェルトをつかったモコモコのブローチを作り始めました。
−papioさんのアルパカブローチは手間がかかっていそうですね。作品作りでこだわっているところを教えてください。
papioさん:そうですね、今は1日に1個のペースで作っています。(ボンドの乾燥で完成まではもうちょっと時間がかかりますが。)
アルパカといえば白色をイメージする方が多いですが、グレー・ベージュなどのカラーも展開しています。アルパカ好きな方からとても好評です。
最近はアルパカの施設で刈り取られた本物のアルパカの原毛を使って制作する機会も増えました。施設から「○○ちゃんの毛」と個体づつで分けてあって、裏にその子の名前を刺繍します。そうしてできたブローチをその施設で買い取ってもらい、販売しています。嬉しいのは、そのブローチをつけてその毛の本人(本アルパカ)に会いに行った写真を送ってくれることですね。
お客さまのなかにはアルパカが好きな人はもちろんですが、ブローチや可愛いアクセサリーが好きというきっかかけで買ってくださった時に「アルパカって可愛いですね」とアルパカの可愛さに気づいてもらえた時はとても嬉しいです。そういう活動をしていたら、もっとアルパカの可愛さを知ってほしいなと思うようになりました。
アルパカの可愛さを伝えていくために立体作品に挑戦!
−お客さんとのやり取りや作家活動をしていくうちに、「伝えたい」という思いが膨らんで、今回クラウドファンディングに挑戦してみようと思ったんですね。
papioさん:はい。アルパカをよく知らないという人に私の作品を通してアルパカという動物の存在や可愛さを知ってもらいたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。普段はアルパカの平面をブローチにしていたんですが「アルパカドール」をつくることを思い立ちました。アルパカの可愛さを伝える新しい手法として”立体”に挑戦しよう!って思ったんです。
−平面から立体へ。言葉では簡単ですが、手法が異なるのでそれはなかなかの挑戦ですね。どういったところが大変でしたか?
papioさん:アルパカの人形をバランス良く立たせるのってこんなに大変なのか!と焦りました。立たせるだけではなく体のバランスも可愛くしないといけないし。足はワイヤーで基礎を作って、羊毛で肉付けして調整して…1体で5日ほどかかります。こだわったところは「しっぽ」です。アルパカはおしりがとても可愛いので、立体を作るならしっぽを動かせる様にしたかったんです。また、顔の向きはオーダーでお好きな向きで承ることができますよ。
いつも癒しをくれるアルパカに少しでもお返しができたら
−ドールの売り上げの一部をアルパカの施設に還元するそうですね。
papioさん:はい。今回のクラファンで私のアルパカの作品をもっと知ってもらいつつ、少しでもアルパカにお返しができたらいいなと思いまして、ドールの売り上げの一部をアルパカの施設に還元しようと。還元方法はまだ考え中ですが、私は今北海道に住んでいるので美味しいニンジンをプレゼントしようかな?牧場さんがamazonでほしい物リストを公開しているのでそれを購入してお送りするのもいいかなと考え中です。良いアイデアがあったらぜひお聞かせください。
papioさんは2021年9/16(木)に目標金額 100,000 円でスタートし、わずが2日で目標額を達成!
挑戦は期間が終わるまで続きます。
新しいリターン(返礼品)も追加されていますので、終了11/21(日)23:59まで支援者を募っています。
クラウドファンディングのプロジェクトページはこちら!
ぜひpapioさんの想いと作品をご覧ください。
creema springs
癒しのもこもこアルパカドール 〜お好みにカスタマイズ!セミオーダーで楽しむブローチも〜
https://www.creema-springs.jp/projects/papio
DATA:
papio
アルパカとオシャレを楽しむブランド アルパカの可愛さや魅力をもっと広めたい! そんな思いから 優しい顔の癒し系アルパカブローチを中心に作っています
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