編集室の北海道アルパカ巡り2箇所目、美瑛にある「四季彩の丘」さんへ行ってきました。(取材日2022.9月)
雄大な花畑を堪能

四季彩の丘さんは広大な展望花畑や、どこまでもつづく丘の景色が美しく、国内外のお客さんで大変賑わう観光地です。
花畑を楽しんだ後は、敷地内に併設の「アルパカ牧場」へ。
アルパカ牧場は別料金なので、入り口で料金を支払って入場します。

3つに分かれた柵の中に、アルパカたちがのんびりと過ごしています。
柵はオスたち、妊娠しているメスたち、メスたちと分けているそう。
敷地内には32頭※のアルパカがいるそうです。(取材時の情報です。取材後2頭の赤ちゃんが産まれているようです)
2001年の四季彩の丘がオープンした年の秋、ニュージーランドから16頭やってきて、5年後青森から7頭が。そして牧場内で繁殖して現在の頭数になっています。


アルパカと人との距離も近く、エサ箱を柵の外に設置しているので食べているところを観察したり、触ったりすることもできます。

アルパカ牧場は屋外ですが、屋根のあるところもあり雨でもアルパカをゆっくり見れますよ。
さてさて、じっくりアルパカたちをみているとある事に気が付きました。
首輪をしている子が多く、その色がブルーとピンクに分かれています。
オスはブルー、メスはピンク。そして首輪に名前、そして生年月日が刺繍してあります。どの子か分かりやすくて嬉しいですね。

アルパカのおやつを受付で購入するとバケツに入ったキャベツを貰えます。
注意点として、キャベツ入りのバケツを見せながらおやつをあげないようにして、1枚ずつ与えるようにしましょう、とあります。
おやつが沢山あるのを見てしまったら、「全部ちょうだい!」と思ってしまいます。じらされたり、どうしておやつをくれないの?と思うとアルパカは抗議として唾を吐くこともあります。
隠しながら、ゆっくり1頭ずつあげていきましょう。

人気者コスモちゃん

受付にいる飼育員さんに、注目を集めている子がいたりしますか?と伺ってみました。そうすると、「コスモー、コスモー!」と1頭のアルパカを呼んできてくれました。
2020年10月生まれの女の子、コスモちゃん。展示エリアにいるアルパカたちの中では一番若いアルパカです。※(取材時)
掲示板にはコスモちゃんの成長記録も掲載されています。
コスモちゃんはとっても気持ちの良い毛感触の持ち主で、全部毛刈りをせずに足からお腹付近までを毛刈りされていて、まるで羊みたいなかわいさ。この年、初めての毛刈りだったそうです。
お客様からも人気のコスモちゃん。可愛かったです。



しっかりアルパカを堪能した後は、売店へ。
アルパカの原毛が販売されているのですが、「未洗い」の毛が!

アルパカの毛を洗うのはとても大変なのですが、(毛の太さが細かい・草や砂がたくさんつく)その大変さを自ら味わってみたい!という玄人向けの原毛も選ぶことができます。編集室も洗いをやってみましたがとっても大変です!でもよりアルパカに愛着が湧くのも事実。ぜひ皆さんも未洗い原毛でチャレンジしてみてください。

四季彩の丘のアルパカ牧場は、グリーンシーズン・ウィンターシーズン通年営業していますので季節を問わずアルパカを楽しめる施設です。
ぜひ訪れてみてください。
